虚弱体質と悪人との出会い

体験談・トラブル解消までの記録

いま、3高を好きなのは「女」ではなく「50代の男」【婚活市場のサイコパス4】

かつて、

・高収入
・高学歴
・高身長

が好きな女性が多い、とか、騒がれていた時代があった。

生存本能なので、自然だが、
90年代00年代と異なり、
女性の好みは少し変わってきた。

女性も、
高学歴になって、
働いたり、
一度や二度、結婚して辛酸をなめたりして、着眼点が多くなった。

高学歴や、大手企業や公務員に、
一定数の発達障害の人(中年で自覚なし)もいると知り、
コミュニケーションが普通であることが死活問題だと感じている人も多い。

肩書と背の高さで、
「ステキ」とはならない。

そのようななか、
婚活市場で目立つのは、40代後半から50代前半の男性だ。

男性の不妊の知識はあまりなく、
当然のように「子供が欲しい」と思っていて、
女性への条件は、

・美人
・大卒
・まあまあ収入あり(働いてくれる)
・自分より10歳以上「年下」が希望

という
けっこうな好条件でさがしている。

さらに、

・妊娠できる
・自分の親と自分の介護は当たり前
・優しい

という感じだ。

ちょっとした奴隷市場かいな、という趣向になってくる。

結婚相談所の男性経営者・相談員によっては、
女性には、
そこからはみ出さないように、と「指導」が入ってくる。

女性が断られつづけたりして、
【自信をなくしてから】
【妥協せよ】と迫るパターンで、成婚にいたるように、たたみかけている。


男性も、一時的にせよ、年収が高くなったタイミングで、婚活も活性化させているので、
若い女性から、年収で「尊敬」されて、マッチングすることもある。

ただ、実際のところ、
結婚後、妻のほうが成長していったりして、
10歳以上年下の女性希望の男性の横にいて、幸せそうな妻は、みかけない。
きっと、どこかにはいるのだろう。


(つづく)