虚弱体質と悪人との出会い

体験談・トラブル解消までの記録

占い師の言葉と行動の大差で目が覚める(占いで人生崩壊4)

占い師のはなしは、
今になって思えば、おかしいと思えるが、そのときは、
「いろんな人がいる」「いろんな立派な生き方がある」などと思い、占い師の言動をのんきにうけとめていた。

占い師は、以下のような内容を言っていた。
・自分はうん億円の借金を返した
・不憫な子をバイトで雇っている。
・バイトに優しい。海外旅行に連れていく。
・各分野のプロの顧客がいて、すぐ応じる。
・芸能人の〇〇さんが自分に感謝している。
・感謝される。
・何百人も助けてきた。
・20年やってきた。
・元○○。
・海外からも招致される。
・やくざも言うことを聞く。
・クライアントに、行政窓口の相談方法を助言。
・オーラのはなし
・生霊
・守護霊
・能力
・人相
・自分は一日、1時間しか寝ない。

全体的に、相手のコンプレックスをなぞり、自信まがいの自意識を鼓舞し、
相手が自分を高評価するネタを提供する。

今となれば、
自分で自慢をガンガンする中高年はうざい。
しかし、のんきだった当時の私は、
素直に聞いて、「すごい」とか言っていた。


今になって思えば、行動は、以下の行動に疑問だった。

・活動をサポートする中年男が一年ぐらいで変わる。
・お客同士を嫉妬をあおり競わせる。
・バイトをまとめて連れて海外に行く。
・バイトの子が病的でマナーがない、と、悪口。
・同じことを助言。
・小出しにする。
・お金がそこそこある間は、小出しにして通わせる。
・お金が尽きると、役所に行け。
・顧客との人間関係を自慢し、そのように行動するように話す。
・顧客の地位や才能を、自慢。
・妙に強気な態度。
・妙に社会性があるというパフォーマンス。

自己顕示欲のかたまりだと思えば、おぞましく、
いい人だと思えば、いい人に聞こえるエピソードだ。

しかし、依存させてなんぼの商売で、
いい人のはずはない。
いい人だったら、とっくに、力尽きている。

相手の足元を見る力はなかった。
そんな私もばかだったと思う。

私は、PRの才能をほめられ、時間を費やして、
占い師のPRの媒体まで作成した。

職業訓練や仕事で知り合った私の知人だけでも、20人から30人が訪れた。

そこまで、心酔していた。

そして、占い師が言っていた「才能」の開花のために、
ばかみたいに、3年を費やした。


(つづく)

 

 

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