虚弱体質と悪人との出会い

体験談・トラブル解消までの記録

婚約期間に、彼を嫌いに…。自分の気持ちを押し殺して結婚(カサンドラ症候群1)

「早く籍入れろ!! どうなっているんだ!?」

同僚の彼と結婚を相談した上司の言葉です。

数年前ですが、その職場は昔風の体質でした。

はっきりと彼を嫌だと思ったのは、式を終えて、いざ、入籍だけという瞬間の一週間でした。

「ああ、自分が悪いんだ。自分が彼のいいところを見ていればなんとかなる」

そう自分に言い聞かせて、書類にサインしました。

職場で知り合った彼は後輩でした。

私のほうから気になりました。

私自身が恋愛経験が少なく、異性を見る目どころか、人を見る目もありませんでした。

そばにいれば好きになってしまうような小学生の次元です。

仕事を覚えること、
会社組織での立ち回りや仕事の進め方を把握し、業務に反映すること
老親を扶養すること、
そんなことで精いっぱいで、プライベートには、心を砕いていませんでした。

今思えば、
コミュニケーションができる幸せを知らないまま、恋愛した気分になり、必死でフォローをするのが愛化と勘違いしていました。

(続く)

 

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