サイコパス経営者の傾向 【試用期間を面接扱い「番外編」】
■ 「悪気なしタイプ」に見せる経営者
無意識であれ、
意識的であれ、
結果は同じなので、
悪気はないのだろう…などと、楽観視していると、
痛い目に遭うのは、まともな人です。
経営者にサイコパスが多いと言われますが、
近年、増えていると言い切っていいのではないでしょうか。
どうでしょうか。
誰もが関わる問題なのだな、と感じています。
■ サイコパス経営者が社員を見る目
サイコパス経営者は、昔の「蟹工船」ともいうべき、人の使い方をします。
相手の時間、機会、お金に大きな害を与えても、何も気にしません。
自分以外は、持ち駒というより、馬車馬なので、「動くかどうか」という視点しかりありません。
たとえば、高い買い物をさせて、相手が破産しようとも気にしない不動産他屋がいますが、そんな印象で向き合ってください。
自分の身、金、立場を守るためには、すぐに、社員に牙を向けます。
人心供与ぐらいの勢いで、自分が巻き起こしたトラブルの身代わりにします。
巧みな話術、タイミングで、
相手が悪いと言いがかりをつけて「辞めろ」「金を返せ」など、始まります。
普通の人は、「自分の能力が低いから」と落ち込みます。
なぜなら、訴えれば勝てる事案でも、基本的な法律がわからなければ、戦い方もわかりません。
相手も、それほどわかっていませんので、自分の部下なら、きっとわかるまい、と思っています。
すぐ「弁護士」やら「裁判」というフレーズが好きですが、わかって使っているわけではありません。
そこにつけこんで、正しい給与や保証もなく、泣き寝入りさせます。
■ サイコパス経営者だと思った瞬間、こちらも保身しなければならない。
知り合った最初は、
・笑顔
・相手が喜ぶ言葉をくれる
・自分の自己顕示欲がチラッと見える。
ここが始まりです。
おそらく、被害にあったことのある人は、
・妙に人望がない
・触れられたくない箇所が多い
・自己アピールのポイントが多い
・友達がいる話をする
・嘘、以前の話とかみ合わない話が、するっと出てくる。
こんな傾向も、隙間で目にしていたと思います。
■ ターゲットにされるタイプ
次々とターゲットを変えて、人を使っていきます。
特に、狙われるのは、いいひと、よく働く人でしょうか…。
謙虚、おとなしい、優しい、友好的、大目に見る、良心的などの特性がある人は、
好都合なターゲットだと思います。
(つづく)